top of page

精神医学用語

  • ozaki440
  • 2024年11月5日
  • 読了時間: 2分

悪性症候群

統合失調症に対するさまざまな向精神薬の投与、または抗パーキンソン薬の服用中止によって発症する重篤な副作用。高熱、意識障害、筋固縮、不随運動、嚥下困難などの錐体外路症状や、頻脈、激しい興奮などの自律神経症状が急激に生じ、放置すると意識障害や急激な脱水症状、栄養障害、呼吸障害、循環虚脱を来し、死に至る危険性が非常に高い。麻酔薬の副作用である悪性高熱症と似た症状を示すが、これは全く異なる疾患

アメンチア

思考の錯乱や、意識の混濁を生じる急性の精神錯乱状態。せん妄の前段階やその回復期にみられ、時には一過性の幻覚や妄想を伴う。意識の混濁は比較的軽症だが、意識障害を自覚することで困惑状態に陥り、情動的にも不安定になる。ウイーンの精神科医Th.Meynertが1890年に最初に用いた言葉だが、統合失調症の概念が確立されるに従い、感染や中毒による症状精神病によって精神的統一を失った意識状態を指すようになった。

アカシジア

抗精神病薬の副作用として出現する症状の一つで、身体全体が動く、そわそわする、落ち着かない、じっとしていられない、立ったり座ったりする、足がムズムズする、足をばたばたさせる、といった症状のこと。抗精神病薬を減量ないし中止したりすると軽快、改善する。急性期に見られる一過性の症状であるが、ときに抗精神病薬を長期に連続して使用すると出現し、持続して見られることがある、治りにくい症状。

 
 
 

最新記事

すべて表示
労働契約で見込まれる年間収入が基準未満なら原則被扶養者認定へ

厚生労働省より「労働契約内容による年間収入が基準額未満である場合の被扶養者の認定における年間収入の取扱いについて」(令和7年10月1日保保発1001第3号・年管管発1001第3号)が発出されました。その概要は下記のとおりです。 被扶養者の認定に関し、労働契約で定められた賃金から見込まれる年間収入が基準額未満で他の収入が見込まれない場合、原則として被扶養者として認定されることが明確化されました。認定

 
 
 
⚖️ 障害年金の審査が厳しくなった背景と、今後の制度改正の方向性【2025年版】

こんにちは。今回は「障害年金の審査がなぜ厳しくなっているのか」、そして「今後の制度改正の方向性」について考えてみたいと思います。 最近は「以前より通りにくくなった」「不支給が増えた」という声をよく耳にします。背景にはいくつかの理由があります。 📌 審査が厳しくなった背景...

 
 
 
精神障害と障害年金申請の最新情報【2025年版】

こんにちは。今日は「精神障害での障害年金申請」について、2025年時点での最新情報や注意点をまとめてみます。申請を考えている方、またはすでに受給中で更新を控えている方の参考になれば幸いです。 📌 精神障害でも障害年金は申請できます...

 
 
 

コメント


市原市 障害年金申請 社労士

©2022 4丁目1番地5号 君塚4丁目店舗101。Wix.com で作成されました。

bottom of page