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「障害年金ってどんな制度? ~安心して暮らすための第一歩~」

こんにちは。社会保険労務士の尾崎です。

今日は、「障害年金ってそもそもどんな制度なの?」という、よくあるご質問にお答えしたいと思います。

■ 障害年金は“働けない”ときの生活を支える制度

障害年金とは、病気やけがで日常生活や仕事に支障が出てしまった方に対して、国から支給される公的な年金です。

「年金」と聞くと高齢者の方のための制度だと思われがちですが、実は現役世代の方でも、条件を満たせば受け取ることができます。

たとえば、うつ病や統合失調症、発達障害などの精神疾患をお持ちの方や、がん、脳梗塞、心疾患、身体の障害などでも対象になることがあります。

■ 障害年金の受給に必要な3つのポイント

  1. 初診日が大切 まず重要なのが、「初診日」と呼ばれる、病気やけがで初めて医療機関を受診した日の確認です。これがすべての基準となります。

  2. 保険料をきちんと納めているか 初診日の時点で、国民年金や厚生年金の保険料を一定期間きちんと納めていることが求められます。

  3. 障害の程度が一定以上であること 年金の種類や金額は、障害の重さによって変わってきます。医師の診断書や日常生活の状況などが重要な判断材料になります。

■ 一人で悩まないで、ご相談ください

障害年金の申請は、書類も多く、手続きも複雑です。特に精神的につらい状況にある方にとっては、とても大きな負担になることもあります。

「自分が対象になるかわからない」「以前申請してダメだったけど、もう一度チャレンジしたい」「親やパートナーが病気で困っている」

そんな時は、どうかお一人で抱えこまずに、専門家にご相談ください。

私たち社会保険労務士は、あなたが少しでも安心して暮らせるよう、制度を活用するお手伝いをしています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。次回は「障害年金を申請するときの“診断書”のポイント」についてお話しする予定です。気になることがあれば、どうぞお気軽にご連絡くださいね。

 
 
 

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